強烈に印象に残っていた憧れの場所

SOLAKZADE®︎との出会いを教えてください。

もともと19の頃から、古着屋でヴィンテージの服のバイヤーをやってました。アルバイトだったけど学生の頃からアメリカ仕入れに行かせてもらって、例えばリーバイスとかの年代判別や価格交渉もしてて。

オーナーや先輩バイヤーと、シアトル空港で借りたレンタカーのバンで、ラスベガスまで2週間くらいかけてとにかく走って、スリフトストアを回りまくってました。

毎日夕方の17時半くらいになって、現地のモーテルを行き当たりばったりで見つけて泊まってましたね。

最強の場所であり続けてほしい

源太 | 4年目
SOLAKZADE® 店舗スタッフ、バイヤー

そんなある日、目が悪くなって、度入りの眼鏡が必要になった。

王道な有名店から地方にあるコアな古着屋まで行ったことがあったけど、ヴィンテージの中でも眼鏡に関しては何もわからなかった。

せっかくだったら強くてかっこよくて、カルチャーを感じるものが欲しくて、色々調べた。クラシックな現行の眼鏡ブランドもその時に初めていろいろ知りました。

そんな中で、ヴィンテージ眼鏡、しかもすべてデッドストックで度付きレンズにも対応していて、ウェブサイトに書いてある文章を読んで、一番信頼できそうだと感じたのがソラックザーデでした。

初めて来た時にノブさんに対応してもらって。まだ20歳だった若い自分に対しても、上からではなく人と人、として対応してくれたのを覚えてます。

プロとして、これしかない、というフレームを一発目でポンと当ててきてくれたのが、強い体験で、感動しました。

自分がアパレルをやっていたこともあったので、買わないのにしょっちゅう来るのは迷惑になるかなと思い、年1のペースでメンテナンスに来てました。

年に一回しか来ていないのに、リコさんもノブさんも僕の名前を覚えてくれていて、初めて来た時に話した内容や、僕の仕事や好きなスタイルまで細かく覚えてくれていて。

僕は当時20〜30年代が好きだったけど、まわりの人はトレンドを追うばかりで、あまりディープなカルチャーの話で盛り上がることができなかった。ソラックザーデは大人な場所だと思っていたので、こんな若造の僕と今何をしているのか、今後何がしたいのか、まで話せてすごく嬉しかったですね。

眼鏡屋でもヴィンテージショップとかでもなくて、そもそも「お店」という感じでもなくて、「ソラックザーデ」っていう感じで。なんて言ったらいいんですかね。

来るたびに強烈に印象に残る店だったんです。「あ、ここは他と全然違うな」って。
リコさんやノブさんに対応してもらっていたんですが、スタイリングも、知識も、空気感も、全部含めて“本物”やなと感じていました。

✴︎✴︎✴︎

2022年、久しぶりにソラックザーデでジュエリーを見させてもらった時に、その日の夜か次の日に、ソラックザーデの公式LINEから「次いつ来れますか」と突然LINEが来た。
その時はなんで呼ばれてるのかわからなかった。

次の休みにお店に行った時に、初めて竜さんと会いました。「なんで呼ばれたのかな」、「俺、見てたジュエリー壊したのかな」とか思いながら。ソラックザーデの常連さんと半日くらい店内で話して、そろそろ帰ろうとしたら、竜さんに「次いつ来れるん?」と言われた。

それが2、3回あって、1ヶ月くらい続いた。な、なんなんだろう、と理由は分からないまま、好きな人だし好きな場所なので行っていました。

それまで会ったことのない龍允さんから、「僕にソラックザーデに入ってもらいたいと思っている」、とリコさんづてに聞きました。

「え、いいんですか?やらせてください!」っていうのが正直な気持ちでした。憧れの場所に入れてもらう、という感覚でしたね。

うちに入ってからも、海外買い付けに行かれていましたよね。

去年、フランスに一人で行かせてもらいました。前職でもアメリカで買い付けの経験がありますが、うちの買い付けはスケールが全然違いました。

岡本兄弟が広げてきた2500年分のジュエリー、200年分のアイウェアの世界観の続きのバトンを自分に託されていくのが面白かった。龍允さんと竜さんと、現地から通話しながら、一緒に旅をしている感覚でした。

フランスの眼鏡の産地、オヨナへ。
昔からフランスの眼鏡産業で知られるこの街なら、何か見つかるかもしれない。
そう思い、あてもないまま何泊もホテルを取り、街の普通の眼鏡屋さんを片っ端から訪ね歩くことに。オヨナの人たちはとにかく親切でした。最終日、何万本ものデッドストックのヴィンテージフレームを集めているヤバいコレクターに辿り着いた。

エジプトでは空港のセキュリティにバッグを開けられ、地元の方や観光客が行き交う中、何日もかけて集めた大切なジュエリーをまさかの公開チェック。
なんとか入国を果たし、念願だったピラミッドやスフィンクス、砂漠とラクダの絶景を堪能していたのも束の間、空港で見かけた人物たちが自分をつけてきていることに気づ来ました。タクシーを何台も乗り継ぎ、なんとか尾行をまいて空港ラウンジへ逃走。

前までの会社とのカルチャーの違いは感じましたか?

全然違いましたね。過去のアパレルは、基本的に効率重視、売上重視。
でも、SOLAKZADE®︎は、カルチャーと人を大事にしている。
それは中に入っても変わりませんでした。

昔の商店街にあった、テーラーとか眼鏡店、呉服屋みたいな、古き良き個人の専門店のような頼れる面倒見の良さ、提案力がありながら、それをただトラッドやクラシックな感じじゃなくて、この世界観でやっている。

スタッフは、格好つけたかっこよさではなく、格好つけないかっこよさがある。

最強の場所であり続けてほしい

「ここに来るために日本に来た」という外国人や、有名人、各業界の重要人物、昔から来続けてくれている常連さんも、老若男女、全人類をみんな等しく受け入れるのが、ソラックザーデの良さ。

世界中からいろんな人が来るから、こちらもトリップ感がある。たった5時間の営業時間の中で、アドレナリンが出て毎日があっという間にすぎる。その5時間のための準備で、ゲストがいない時間は、みんな職人をやっている。

レンズ加工したり、修理したり、過去200年分の眼鏡の時代ごとに違う素材や製法の研究をやっている。

ソラックザーデが好き。この場所を護りたい。すでに最強かもしれないけど、もっと最強に。強い気持ちでやっています。

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